今日のルセナは晴れ一時雨
早朝気持ち良く晴れたがお昼にひと雨降る
お昼の気温31度
今朝テラスの植物に水やりをしていると
ホヤ ムルチフロラ Hoya multiflora の葉の上に
体長1㎝ほどのカマキリの子供を見つける
カメラを近づけると小さいながらも威嚇してきた
さて、、
ちょうど1ヵ月前
庭のビカクシダの子株を採取し
↑ 2021年8月23日 並べてあるのは30㎝定規
その採取した子株を椰子殻に縛り付けた
↑ 2021年8月23日
そして、、
この状態で庭の半日陰にハンギングして1ヵ月が経過した
↑ 2021年9月24日
1ヵ月前と比べると
小さな株の胞子葉は長さ20㎝ほどだったものが30㎝ほどに伸びている
↑ 2021年9月24日 並べてあるのは30㎝定規
胞子葉は伸びたが未だに貯水葉の姿はなし
この小さな株
貯水葉の代わりに株から新しい胞子葉が出て来ている
もうひとつの大きい株は胞子葉の長さは変わらないが
1ヵ月前に白い点の様に顔を出していた貯水葉が伸びて展開してきた
↑2021年9月24日 並べてあるのは30㎝定規
展開を始めた貯水葉のサイズは現在約10㎝だが
もう少し大きくなりそうな気配である
初めて伸びた貯水葉の内側は何も無く空っぽの状態
今はまだ空っぽであるが
これから株が生長するにつれて枯れた古い貯水葉が折り重なり
貯水機能を備えていくのであろう
この貯水葉の伸びた株であるが
椰子殻に縛り付けた状態だとバランスが悪そうなので
今朝はこの株を椰子殻から外してヘゴ板に付け替えることにした
用意したのは蘭用のヘゴ板1枚
椰子殻に株を縛ってあったビニール紐をほどき株を外す
この椰子殻から外した株
ヘゴ板にきれいに付けられるよう株元の茶色い部分をハサミで切って整形しようと思ったが、、
1軸アクチュエータ SE3010A(A4)この以前親株から切り取った何層にも積み重なった部分を良く見ると
その層の中に先端が黄色い毛根が無数にあるのを見つける
ん~
これがこのビカクシダ(プラティセリウム コロナリウム Platycerium Coronarium)の根であろうか?
まだこの毛根がビカクシダのものかどうかは定かでは無いが
この株には他の植物やシダ類は付いていないことを考えれば
これだけ勢いよく伸びている毛根はビカクシダの毛根と見てよいであろう
そして今回
この黄色い毛根の他にもうひとつ面白いものを見付けることができたのが
この層の所々に開いた黒い穴である
この黒い穴
デジカメの画像では分かり難いが
この黒い穴は小さな黒蟻の巣となっている
この地には蟻と共存するアリ植物が自生しているが
このビカクシダも株内に蟻に巣を作らせて蟻を住まわせている
もしかしたら、、
アリ植物みたいに蟻の食べ残しや糞などもビカクシダの栄養分となっているのかもしれないね
今回は黄色い毛根と小さな黒蟻の巣を破壊しないように
ビカクシダの株元の茶色い部分はそのまま残し
株をビニール紐でヘゴ板に縛り付けることにした
あとはこのまま
庭の木陰にハンギングして放置する
シダ植物の楽しみは続く、、